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© 株式会社 富岡鉄工所
2016年7月 ウエブサイトリニューアルしました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
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会社沿革
昭和45年 富岡鉄工所を新発田市下内竹にて設立。
代表に冨岡正彦就任。
昭和47年 富岡鉄工所社屋を新発田市山崎に移転。
昭和59年 同地内において富岡鉄工所を法人組織に変更,
株式会社 富岡鉄工所に改名。
代表取締役に冨岡正彦が就任。
平成21年 以後,同地内にて営業し現在に至る。
平成25年 代表取締役に冨岡洋介が就任。新体制スタートし,
現在に至る。
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会社概要
名 称 株式会社 富岡鉄工所
代表者 代表取締役 冨岡洋介
本 社 新潟県新発田市山崎264番地1
電 話 0254-24-1708
F A X 0254-22-1697
従業員 8名(他社内外注工5名)
資本金 33,000,000円
国土交通省大臣認定工場
Mグレード 認定番号 TFBM-172515
工場規模 敷地面積 10,052㎡
建 屋 延べ面積 1,792㎡
年間加工能力 2,000トン
主要資格 1級建築士1名,2級建築士1名
製作管理技術者4名
WES2級 3名
超音波検査技師者1名
鉄骨製品検査技師者5名
主要取引銀行 北越銀行新発田支店
大光銀行新発田支店
鉄のチカラ
かつての総力戦の結末。焼土と化した荒野に立ち誰もが胸に刻んだ復興の二文字は,やがて世界に類を見ないほどの奇跡的繁栄と
して現実のものとなりました。その奇跡の復興の中心的役割を担い,成長と発展を牽引し続けたものとは,まさに鉄であり,その
象徴としての重厚さ,強さは国力を蓄える気概を大きく育んだのです。人々は,鉄と協働し,願い,今日を謳い,明日を誓い,
やがて高度成長経済を自明の理としました。首都東京に忽然とその勇姿を現し始めた美しいシルエットのストラクチャーは,人々
の夢と希望を内包した約束の地として国民復興の総意の礎となったのです。
たたら精錬と折り返し鍛錬が生み出す至高の剣,日本刀。その強靭さとしなやかさの同居は,我が国の製鉄技術の原点として,
また,後へ続く産業製鉄という行為の精神性をも体現していると言えるでしょう。鉄の熱伸縮を完全に把握し,3次局面を自由自在
に作り出す独自の造船技術の匠。重さ数十トンから数百トンにも及ぶ発電所の蒸気タービン製造技術,車輪をはじめとし,この世
の全ての回転運動を支える世界最高のベアリング製造技術,そして我が国の建築技術を象徴する超高層ビルを実現した最高精度の
鉄骨製造技術など,日本の鉄に関わる技術体系とその技術集成は驚くほど多岐にわたり,全世界の人々の生活の全幅を支えています。
鉄を鍛え,鉄に鍛えられてきた日本の技術と,それを生み出し継承してきた鉄人の技は,どのような時代背景に在ってもその価値
と輝きを失うことはありません。私たち富岡鉄工も鉄を鍛え,鉄に鍛えられ,その強靭さと柔軟さを自らの存在と重ね合わせて
きました。
鉄にしかできないこと,鉄でなければならないもの…。私たちはそうした必要不可欠な存在そして地域社会の中で自らをアイデン
ティファイし,地域に必要とされる企業体としての在り様を考え,実践してきました。低成長経済が定着した昨今にあって誰しも
が苦境に立たされるなか,私たちは今一度,鉄の強靭さと柔軟さを振り返り,さらなる鍛錬を課し,企業活性を図る所存です。
鉄のチカラを信じるとき,そこにはかつての日本人の誰もが夢見た強くしなやかな未来とそれを支える健全な精神が現れます。
私たちはその未来を担う一員であることを誇りとし,鉄と対峙してゆきます。
この度,弊社ウエブサイトをリニューアルするにあたり,これまでの半世紀と,これからの半世紀を俯瞰し,私たちの在り様を確認
すると同時に,事業と人材育成の新たな価値を創造すべく,その両輪を見つめ直す好機と捉えている次第です。今後とも変わらぬ
ご指導,ご鞭撻をお願いすると同時に皆様の益々のご発展とご健康を祈念いたします。
当社は建築用における重量鉄骨,軽量鉄骨を製造しております。最も確実な人間の目に併せ,最新鋭ロボット
の導入により,H鋼,円形鋼,アングル鋼,チャンネル鋼等,それぞれの適材における最も安全確実な溶接を
施し,常に万全を期した上,最短時間納入の製品づくりを心がけております。
また,近年は耐震強化工法に力を注ぎ,数々の施工を通じてその技術を高めてまいりました。今後は,安全確実
第一はもちろんのこと,デザイン面にも十分に配慮し,既存の建物の外観を損ねることの無い製品企画を進める
と同時に,お施主様の大切な財産である建物の価値を高める設計・デザインシステムを構築してまいります。
工場加工~現場組立までの流れ
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これまで多くのお施主様にご信頼をいただき,様々な条件における施工を手がけてまいりました。
現場においては安全の確保とその維持を何よりも最優先し,常にお施主様にとって満足し納得して
いただける施工及び納入を心がけています。そうした施工例の中から一部をご紹介いたします。
私たち富岡鉄工所の主力商品である鉄骨について
鉄骨とは,建築物に用いる鉄製や鋼製の構造材のことを指し,その構造は3種類に大別され,柱,梁,筋交いを用いたブレイス構造,柱,梁
を剛接合固定したラーメン構造,三角形を組み合わせたトラス構造がある。
厚さによる分類
重量鉄骨:厚さ6mm以上の鋼材
熱間圧延加工により製造され,主にラーメン構造,トラス構造に用いられる。
軽量鉄骨:厚さ6mm未満の鋼材
鋼板を冷間圧延加工により製造され,主にブレイス構造に用いられる。熱間圧延加工製造される場合もある。
断面形状による分類
鋼材の特質として,引っぱり強度は十分であはるが,圧縮,曲げ強度は落ちるため,断面形状を以下のように加工し,強度を確保している。
▪H形鋼 - 断面がアルファベットのH形状の鋼材。引っ張り、曲げ、圧縮のいずれの応力にも耐久性を示し、極めてバランスの良い鋼材であり,
様々な場所に多用されている。
▪角形鋼管 - 断面がボックス形状になった鋼材を示す。X-Y方向で同等の断面性能を示すため、柱材としてよく用いられる。
閉鎖断面のため、横座屈や局部座屈に対して強い特徴を持つ。
▪円形鋼管 - 断面が円形状になった鋼材を示す。どの方向の断面性能も一定のため、角形鋼管と同様に柱材に多用される。
▪山形鋼(アングル) - アルファベットのL形状断面の鋼材。
▪溝形鋼(チャンネル) - 断面が片仮名のコの字形状の鋼材。
▪リップ溝形鋼(リップドチャンネル、C形鋼) - 溝形鋼の開口部を内側に少し折り込んで角張ったアルファベットの
C形状の断面を持つ鋼材。板厚が薄く軽量鉄骨に多用されている。
規格による分類
▪一般構造用圧延鋼材(JIS G3101 SS材) - 建築に限らず広用される鋼材で,一般には,溶接をせず,応力レベルでは弾性範囲で用いる。
▪溶接構造用圧延鋼材(JIS G3106 SM材)- 溶接をする部材に適した鋼材で,SS材よりも化学成分が厳しく規定され,下記のように用いられる。
A種:主に弾性範囲
B種:塑性変形を受ける部材
C種:ダイアフラムなど板厚方向に応力を受ける部材。
(B・C種にはシャルピー衝撃試験の規定がある)
▪建築構造用圧延鋼材(JIS G3136 SN材) - 塑性変形能力を発揮する建築構造物向けの鋼材で,異なる強度のSN400シリーズとSN490
シリーズがある。従来のSS材よりも化学成分が厳しく規定され,降伏点のばらつきを抑える規定がある。降伏点のばらつきを抑える
目的は,2次設計(大地震時)において想定した崩壊形を実際のものに近づけるため。
▪一般構造用炭素鋼管(JIS G3444 STK材) - 建築構造に限らず,幅広く構造材として用いられる円形鋼管。
▪建築構造用炭素鋼管(JIS G3475 STKN材) - 建築構造に適した円形鋼管で,STK材と比較して塑性変形能力に優れる。
▪一般構造用角形鋼管(JIS G3466 STKR材) - 建築に限らず幅広く用いられる角形鋼管。ロール成形のSTKR材は溶融亜鉛めっきを
すると割れを生じやすい難点を持つ。
▪冷間成形ロールコラム(BCR295シリーズ) - (社)日本鉄鋼連盟により規定された建築構造用冷間成形角形鋼管。
熱延鋼板を素材とした電縫鋼管で,STKR材よりも塑性変形能力を有する。製造工程上,全領域で冷間塑性加工の影響を受けるため,
応力-ひずみ系は明瞭な降伏点を示さないRound House型となる。肉厚22mmまでが製品化されている。
▪冷間成形プレスコラム(BCPシリーズ) - BCRシリーズと同じく,(社)日本鉄鋼連盟により規定された建築構造用冷間成形角形鋼管。
厚板をコーナーでプレス加工して製造されるため,平部は一般の厚板と同様の素材特性を示す。素材の厚板はSN材相当であり,肉厚
40mmまでが製品化されている。
日本溶接協会(JWES)
日本の溶接・接合技術の維持と発展に資するべく各種の活動を展開しています。溶接情報センターのサイトは動画など必見コンテンツ満載。
建築鉄骨等建設用金属製品に関する調査研究及び技術の改善向上,鉄構工業及びその関連産業の健全な発展,国民の良好なる住生活の確保
を目的に設立された団体です。
新潟県鉄骨工業組合
優れた技術や技能の行使が出来る事を願い,日々活動を続ける鉄骨加工業業者の団体。
全国鐡構工業協会
中小企業経営革新支援法承認企業
国土交通省大臣認定工場 Mグレード(認定番号 TFBM-172515)